一時期は絶不調の続く日が多く、ある時かみさんが「そんなに調子が悪いんなら病院に行ってきなさいよ」と言い出した。念まで押すものだから仕方なく病院に行ってきた。医者にいろいろな症状を説明すると、「なんでしょうねぇ〜」なんでって言われても・・・「どうしましょうかねぇ〜」。しかたがないので悪いことを一つ止めてみて様子を見ることにした。要は、お酒の量を減らすことにしたのである(約半分に減らした)。
でもそれからが凄かった。体調が良く寝覚めもすっきり。また走るのも始めたし、トレイルランにも行ってきた。もっともトレイルランでは最後の琴平神社のところですっころび肋骨を折ってしまうのだが、1週間後にはまた走っていた。その後も週に数回は走っているが、さすがに山に行った週には1回はプールにしておいた。(肋骨は20日後に斜位を撮ってみたら2本折れていた・・・)
お酒を控えるだけでそんなに元気になれるのか?いやいやそれは無理でしょう。私の場合お酒を控えることが健康に戻るきっかけになっただけだと思います。
私の健康法は以前にも書いたのだが、歩くことと食事法である。「歩き」は1日1万歩以上歩いている。また食事は1日2回、朝起きてから少なくとも2時間以上経ってから1回目、これを朝食というのか昼食というのか・・・朝から仕事の日は12時〜14時の間に摂る。また走る日は走った後に摂るので11時くらいのときが多い。2回目は仕事が終わってから摂っている。私の仕事は夜間の仕事なので仕事の終わりは午後9時半くらいになる。これを夕食というのかそれとも・・・要するに約12時間間隔で食事を取っているのである。さらに以前は牛乳を含め乳製品を良く摂っていたのだが、どうも牛乳を飲んだ後にお腹を壊すことが分かってから、好きなので飲みたいのだが乳製品は極力摂らないようにしている。おかげで今では下痢をすることが非常に少なくなった。
そしてもう一つ始めたことがある。それは高岡英夫氏の提唱する「ゆる体操」である。歩きにも取り入れて最近は速く歩くより、ゆるめて歩くことを大切にしている。高岡氏は「歩き革命」のなかで「ゆるウォーク」と呼んでいるのだが、たぶん私のは少し違う。しかし身体をゆるめると言うことではほとんど同じような気がする。この「ゆる」という概念は、人にとって大変好ましい身体意識を目覚めさせるきっかけになる。
「歩き」は身体と脳に良い。また「ゆる」も身体と脳に良い。この相乗効果は体験してみた人にしか分からないかもしれない。体調不良から一転して絶好調になれたのには、基本にこのような日々の習慣があったのだ。
1日2回。基本的には、お腹が空いてから食事を摂るようにしている。朝起きてすぐの食事は摂らない。12時間間隔の食事は、お腹が空くし食事のときには胃腸の中は空っぽになる。胃腸にとっては、充分に休憩した後、すっかり準備が調ったところで食物が入ってくるので、負担が少ないし消化にもいい。自分も食事がおいしいし健康にも大変良い。
梅雨に入って暖かくなってきたので水分補給にも気をつけている。梅雨に入った頃「ふくらはぎ」がつり易くなったのでマグネシウム含有量の多いにがりを5滴/1日程度飲むようにしたら「ふくらはぎ」はつらなくなった。
歩く歩数は1万歩。距離にして6.5kmである。歩くことは足という血液ポンプを動かすことである。とにかく血液の流れが良くなる。しかし脱水状態で歩くのはドロドロ血を循環させることになるので、心臓に負担をかけるし危険なので止めましょう。
歩くという動作は脳にとって、かなり複雑な運動である。普段は意識していないが自分がどのように歩いているのか意識しようと思っても初めての人は意識することができないだろう。身体にある重心や軸を移動させ、バランスを崩しながら片足ずつ前に出していく。今の私は自分の歩き方を意識できるし重心や軸の移動も感覚としてとらえることができる。歩くこと自体快適であり楽しい時間である。
「ナンバ歩き」などという歩き方があるというので始まった私の「歩き」の研究により快適でロスのない、また安全で(転ばない)意外と速い今の歩き方に到達した。さらに高岡氏の「ゆるウォーク」の影響を受けて進化した「ゆる歩き」は身体と脳に大変良い。
ゆる体操との出会いは5年くらい前だろうか?たしかTV番組で観たのが最初だと思う。ふざけた音頭と踊りだなーとしか思わなかったが、「歩き」を研究するようになって、その「ゆる体操」に出会ってしまった。自分で実践するうちに「なかなかいいな・・・」と思うようになっていった。
歩きの研究をはじめた頃は、いろいろな人が書いた運動理論や運動科学、はては運動生理学の本を結構読んだような気がする。今調べたら「ゆる」関係の本だけで6冊、DVDビデオも入れると7冊もある。このように「ゆる体操」には以前からかなり強い関心を持っていた。
今の私にとって「ゆる」は、もはや体操ではない。生活の一部?というか動作の基本には「ゆる」があって、身体が固まっているなーと思ったら、ゆらしてゆすってほぐしている。歩いているときも「ゆるゆるゆる・・・」このように身体が「ゆる」に染まっていくと凝りがなくなり、非常にリラックスでき、心に余裕がでてくる。高岡氏の言う「正中線や下丹田など」は山を歩いているときに感じたことはあるが、下界ではまだ顕在意識として感じたことはない。しかし「ゆるゆるゆる・・・」気持ちいい。
ゆる体操により身体のパーツがみんなバラバラになると、それを制御するための脳も活性化する。「ゆる体操」は「歩き」同様に、身体と脳に大変良い。